以前アジャイル研修に参加したときに、研修の教材として前から読もうと思っていた本を頂きました。
Kent Beck著 、 和田 卓人訳 のテスト駆動開発です。
https://shop.ohmsha.co.jp/shopdetail/000000004967/
テストの自動化というと「わかってはいてもなかなか始められない」「どこから手を付けていいかわからない」ということがありますが、この本は読みながら自分でも同じコードを実際に書く、いわゆる「写経」をすることで下記を体験できました。
- なぜテストを書くのか
- どんなテストを書けばいいのか
- テストを書くことでどんなメリットがあるのか
- テストからプログラムを設計するとはどういうことか
TDDか、テストファーストか、それ以外かとやり方は色々とありますが、やはりテストを書き残しながら進めていくとコードを書いているときの安心感が全然違いますね。結果的に早くコードが書ける場合もあるように思いますし、コードを変更したくなったときも躊躇なく変更することができます。
いきなりすべてのテストをコード化するのは難しいので、プロジェクトのエビデンスというより自分の作業負担軽減のためにできるところからコード化していく、これから書くところはコード化するなどの方針で少しずつやっています。
テストの自動化をどのように導入していくかについてはまた別にいい本がありましたので次回ご紹介したいと思います。