松の内は過ぎましたが、明けましておめでとうございます。
せっかくなので今年の目標を決めました。
今年の目標は、「今年のうちに今年の目標を立てること」にします!!
達成できるといいなぁ。
さて、今回のテーマは今年の干支「トラ」です。
と言うことで、「トラ」にまつわる話をしてみます。
みなさんは、「トラ」と言えば何を思い浮かべますか?
私は真っ先に、『くまのプーさん』のキャラクター「ティガー」を思い浮かべました。
ちなみにこの「ティガー」、本来の英語のスペルでは「トラ」は"tiger"(タイガー)ですが、「ティガー」は"tigger"と、"g"が重なっています。
これ実は、スペルミスと言われています。
というのも、『くまのプーさん』は当時3歳の作者の息子、クリストファー・ロビンが作り上げた世界観を絵本にした物語です。
そのため、3歳ぐらいの子供がよくやってしまうスペルや文字の間違いをあえて取り入れてあるのです。
日本人の子供も、文字を覚えたての頃は書き間違えしてしまいますよね?世界共通なのかなと思うと微笑ましいです。
これは余談ですが、私はディズニーランドに行ったとき、絶叫系拒絶系人間なのでプーさんのハニーハントをループしがちです。
絵本繋がりですが、桃太郎などで描かれる鬼は、トラ柄のパンツを穿いているイメージありませんか?
これにも由来があるのです。
北東方向は鬼門と呼ばれ、鬼が出入りする方角と言われています。
中国由来の陰陽道では、方角を表すのに十二支を使っており、北東は艮(丑寅)と呼ばれます。
ここから、鬼と言えば牛の角にトラ柄のパンツのイメージがついたようです。
関西ゆかりの「トラ」もありますね。
「トラ」から阪神タイガースを思い浮かべた方もいらっしゃるのでは?
阪神タイガースの「タイガース」は発足時に、親会社の阪神電気鉄道社員の公募で決まったようです。
ちなみに「トラ」ではありませんが、阪神の本拠地である甲子園球場の名前の由来は干支から来ており、
完成年が甲子(きのえね)だったことからこの名前が付けられました。
関西には他にも、奈良の信貴山にある「朝護孫子寺」には巨大な張り子の「トラ」があります。
それは朝護孫子寺で「トラ」が信仰されているからなのですがその理由は、
この山で聖徳太子が戦勝祈願をしたところ、現れた毘沙門天王に授けられた秘法によって戦に勝利し、
その秘法を授かったのが寅年、寅日、寅の刻であったことが理由だそうです。
こんなところで、トラ話はおしまいにします。
今年もエースシステムズ大阪事業部をよろしくお願いします。