こんにちは! 今回は「梅田エリア・阪急編」の第2弾をお届けします。
前回は周辺施設をメインにご紹介しましたが、今回は「駅そのもの」の魅力と、まさに今始まっている歴史的な変化に迫ってみます!
ついに始まった!梅田駅の大工事
実は今、阪急大阪梅田駅は大きな転換期を迎えています。 2026年1月24日の神戸線を皮切りに、全ホームで「列車の停止位置を約14m後退(北側へ移動)させる」という異例の工事が始まりました。
これまでは「改札に一番近い」ことが便利さとされてきましたが、これからは駅構内のゆとりやバリアフリーが優先される時代。 停車位置をあえて少し下げることで生まれたスペースに、広いコンコースや充実したトイレ施設、授乳室などが作られるとのことです。

かつての伝説「一夜限りの大工事」
「駅が動く」といえば、阪急梅田駅には語り継がれる伝説があります。 開業当初、梅田駅は現在の「阪急うめだ本店」がある場所(地上1階)にありました。
最大の見せ場は1934年(昭和9年)、国鉄(現JR)を高架で跨ぐための切り替え工事が行われた際のことです。 阪急の創業者・小林一三の指揮のもと、なんと列車の運行を止めず、一晩のうちに国鉄線と阪急線の撤去・接続を完了させたのです。まさに「突撃工事」と呼ばれる伝説のひと幕でした。
その後、利用客のさらなる増加に伴い、1960年代後半から現在の場所へ完全に移転。その際に「乗り換え距離が長くなる」ことを解消するために誕生したのが、日本初の「歩く歩道(ムービングウォーク)」でした。
時代に合わせて大胆に駅の形を変えていく。今回の「14m後退」も、そんな阪急の挑戦の歴史の延長線上にあるのかもしれません。
さいごに
2031年頃には全ホームに可動式ホーム柵(ホームドア)の設置も予定されており、梅田駅の風景はこれからも刻々と変わっていきます。
かつて小林一三が挑んだ大工事から、現代のバリアフリー化へ。 次に梅田駅を利用する際は、ぜひ足元の「新しい停止線」や、歴史を支えてきた「動く歩道」に注目しながら、この駅の歩みを感じてみてください!
